苫前から羽幌は割と近い。
そして、日本海に目をやると、水平線上に平べったい島が二つ見える。
地上の楽園と言われる、天売島と焼尻島だ。
いつか行くよ!
羽幌町HP http://www.town.haboro.hokkaido.jp/Cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM04000 重い
羽幌観光案内 http://www.haboro.tv/
空模様は少しずつ黄色く暗くなってきた。
もう夕方の6時。日没まであと1時間だ。
なんか、感覚的には、羽幌を超えて向こうに行くと、
ああ、遠くまで来たなあ
って実感がわく。
どんどん画像が大きくなってきてるんだけど、
しょうがないよ。
この大パノラマ、640*480とかじゃ伝わらない!
地図を見てもらえばわかるように、羽幌は大きい町。
フェリーも就航してる。
羽幌線の名前にもなっているし、急行も停まってた。立派な道の駅もある。
羽幌は優等生なんだ。
でも、今回はピュッピュッって飛ばしちゃう。
ごめんね。
天売行くときにじっくり愛したげる。
羽幌市街を過ぎるとまた原野が広がる。
もうずっと、道の両側は草むらなんだけど、
原生花園ぽくなっていて、
ていうか原生花園なんだけど、
いろんな花が咲き乱れている。
これが自然の状態なんだから。
内地の道端に咲いている嘘臭いパンジーとかとはわけがちがう。
運転してても、窓から、
草と水と土と潮の瑞々しいいい匂いがする。
この香りに比べればわけのわかんないエアコンから出るマイナスイオンなんて屁だね
ちょっと車止めるよ!
この紫のは、ときどき わーーっとまとまって咲いてる。
きっと ノハナショウブ。
写真暗いけど、実際もうちょっと明るい。
今回、特別こだわったわけじゃないけど、ずーーっとフラッシュ使わないことにこだわったんだ。
そしたらこんな感じ。
ISOあげてもいいんだけど、手ブレするし、サイバーショット君の細かい設定わかんないや。
フラッシュ焚くとこんなかんじ。
これは北海道の原野ではおなじみの花。ていうかこんな感じのなまらいっぱいあるんだよね。
ちょっとずつ種類が違うらしいけど、よくわかんない。ハマボウフウだけわかる。食えるよ。
これはきっと エゾニュウ。 ニュウはアイヌ語だって。
写真に虫写ってるけど、虫すごいよ。刺されまくり。
アザミ関係。
きっと エゾノサワアザミ。
ハマナスは美味しそうないいにおい。
ここにごろって横になって寝たら気持ちいだろうなあ
ともったけど、クマー怖いからしない
「認識されなければ存在しない」って理論、あるよね。
月の裏側のクレーターの石とか。
この辺に咲いている花は、きっと認識なんてされてないよ。
でも、ちゃんと存在している。
何が言いたいかっていうと、何かいいたいんだけど、
言葉では概念を正確に伝達できない。
島は遠くになった。
そして、北の方角に目をやると。
海と雲のあいだに、おぼろげに利尻島が見えている。
雲間から遠くの水平線を照らす光は、神聖ななにかが光臨しているかのようだ。
さて。
さらに北へ向かおう。
築別川を渡ると初山別にはいる。
読み方は「しょさんべつ」だよ。簡単でしょ。
初山別村HP http://www.hokkai.or.jp/shosanbe/
HPより ■ 村のデータ(平成18年6月30日現在) ←驚くほど新しい情報
初山別には天文台あるよ
なにしろ夜は真っ暗だからね
初山別タンは無口で星を見るのが好き
こんなかんじ
地図はここからまた縮尺1/75000に戻るよ
距離感わかんなくならないでね!
オンボードカメラは、時間の関係で、早送りだよ。