お昼ごはんを求めて再出発だ!!
車は全然走っていなくって気持ちいいよ!
遠くの道路がモヨモヨしている。逃げ水ってやつだね。
もうすぐ4時でお昼ご飯はおかしいって??
いやいや。
今日の北海道地方の日没は19時過ぎ。
まだ4時前だから、まだまだ時間はあるよ!
走っても走っても景色が変わらない気がするけど、
風車が大きくなっていることで、先へ進んでいるんだと実感できる。
ちょっと車載のオンボードカメラの映像も見てみよう。
どのぐらい風車がぐるぐる回ってるかわかるよ!
さて、そうこう5分も走ると、道の駅が見えてきた。
腹ごしらえしようかな。
ここはかつての鰊御殿を再利用したものだ。重要文化財らしい。
ニシン御殿は知ってるよな?江差とか松前とか小樽とかにあんでしょ?
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/27/each.htm
番屋ってのは要するに、漁シーズンだけ寝泊りする前線基地みたいなやつのことだ。
ここの番屋は現存する木造民家では日本最大!
残念だが見学時間は終了していた。
さっきの、樺太から引き揚げる途中でロシアに攻撃されたときの犠牲者を悼んだ碑がある。
この目の前の海で起きたんだ。
まあ詳細はで。
目の前には郷土資料館がある。
こういうのは当然インだ。
資料館はかなり充実していて、
三船遭難の顛末コーナー、小平の自然コーナー、小平の歴史コーナー、小平の漁業コーナー、小平の農業コーナーと見所満載だ!!
じっくりみたら3時間コースだが、我々には先へ進むミッションがあるので30分ほどで切り上げねばならない。
やばいノコギリがあった。
どのぐらいやばいかは、下の説明用のパネルとノコの大きさを比べて想像してほしい。
まあ切る相手もこんなだけどね
オビラ村の頃は14000人もいたよ!
バチバチってのは木運ぶためのソリのことね。
普通の馬橇(バソリ)だと、
3石ぐらい(1㎥ぐらい、要するに3尺=90センチの丸太だと長さ1メートルちょっと)しか運べないけど、
バチバチだとマックス20〜30石運べるんだって。
最盛期にはこのバチバチが40台ぐらい列になって木運んだって!
ちなみに北海道では冬に木斬るよ
雪あったほうが運びやすいしね
夏は魚とって、冬は木を狩るわけさ
http://www.nakashibetsu.jp/kyoudokan_web/l07_1_rin.htm
http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/ds/hmc/hp/ima_mukashi/mukashi-rin2.htm
まあ、昭和30年代ぐらいまでは、
建築資材といえば木だし、家庭用の燃料といえば薪だし、運搬手段といえば馬だった。
つまり、木も馬も、今とは比較にならないぐらいありふれたものだったんだ。
今じゃ馬なんて競馬と乗馬ぐらいにしか使わないかもだけど、
この頃はどの家にも馬がいてとにかく生活に不可欠だったんだよ
たとえば北海道だけで、馬の蹄鉄屋さんは1万人以上いた。
ちなみにこのあたりにも競馬場あったんだよ。
北海道から運び出される木材は尋常じゃない量で、当然売買価格も半端なくて、
たとえば洞爺丸台風が北海道にやってきた昭和29年(1954年)、台風による木材への被害は北海道だけで250億円。
昭和20年代に250億だぜ!?
今の通貨に換算したら250ペタバイトぐらいあるよ
↓おまえらも参考にするといい(・(ェ)・)
もちろん、クマを狩ることもあれば、狩られることもあったようだ。
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