速瀬水月(俺の嫁)との夫婦生活日記



2008/07/30(Wed)

俺(すごくかっこいい) 「フハアアアアアアアアアアア水月いいいいいいいいいいい」

「な、なによ急に大声出して?」

俺(すごくかっこいい) 「今日から夏休みだアアアアアア」

「やったーーー!」

俺(すごくかっこいい) 「水月も今日から休みだろ?」

「もちろんよ。記念マンに合わせて休みとったんだから」

俺(すごくかっこいい) 「今年の夏はなにしよっか?何しよっか??」

「大事なことだから二回言ったんでしょ?私もだいぶわかってきたわよ」

俺(すごくかっこいい) 「さすが水月。できる嫁だよなあ」

「そのできた嫁をどこに連れてってくれるの?海?山?水族館??」

俺(すごくかっこいい) 「とりあえずね、今日は」

「今日って・・・今日?」

俺(すごくかっこいい) 「変なこと言うなあ水月は。今日って今日さ。明日や昨日じゃないよ。」

「そういうこと言ってるんじゃなくて、今日から?いきなり?って言ってるのよ」

俺(すごくかっこいい) 「突然なシチュエーションだろ?」

「(またこの人どこかで変な歌覚えてきたのね・・・)」

俺(すごくかっこいい) 「どうしよう?」

「はいはい、どうしようどうしよう」

俺(すごくかっこいい) 「とりあえずね、今日は」

「うんうん、どこ行くの?」

俺(すごくかっこいい) 「石橋とも・・・」

「はいっ!?」

俺(すごくかっこいい) 「石橋」

「何よ」

俺(すごくかっこいい) 「何が?」

「ええと・・・」

俺(すごくかっこいい) 「どうしたんだよ水月、なんか変だよ?」

「え、あ、ううん?なんでもないよ?」

俺(すごくかっこいい) 「変な水月だなあ・・・」

「ど、どこに行くって言ったっけ?」

俺(すごくかっこいい) 「だから、
              石橋ともう一か所、箱根のほうだよ」


「あ、・・・ああ、、い、石橋ともう一か所ね」

俺(すごくかっこいい) 「変な水月?」

「で、そ、その石橋って、どこの橋?」

俺(すごくかっこいい) 「どこの・・・って?石橋だよ?」

「え・・、ああ、そっか、その石橋って、どっちのほうだったけ?」

俺(すごくかっこいい) 「箱根の方だよ。有名でしょ?」

「あ、ああ、そ、そうなの?あはは・・・あ、あたし地理とか苦手だし・・・」

俺(すごくかっこいい) 「地理っていうよりは歴史かなあ?」

「歴史?」

俺(すごくかっこいい) 「うん。頼朝とか、秀吉とか。」

「あ、あはは・・・」

俺(すごくかっこいい) 「水月は歴史とか苦手だっけ?」

「あ、あたしどっちかっていうと体育会系だし・・・」

俺(すごくかっこいい) 「うん」

「あ、あたしの従姉妹は学校の先生やってる子がいるんだけどね・・・」

俺(すごくかっこいい) 「結婚式の時紹介してもらったよ。水月に似てて、眼鏡の子でしょ」

「あめ、か、彼女ならわかるんだろうけどね・・・」

俺(すごくかっこいい) 「あの子も専門はノンジャンルって言ってなかったっけ・・・」

「ご、ごめん、で、その、たかはしって何なの?教えてよ、記念マン」

俺(すごくかっこいい) 「石橋だよ」

「だいたい一緒じゃない」

俺(すごくかっこいい) 「ちがうよ、変な豹柄と一緒にすんなよ」



俺(すごくかっこいい) 「すみません失言でした」



俺(すごくかっこいい) 「ほんとごめんなさい本心ではありません」



俺(すごくかっこいい) 「ほんとごめんなさい」



俺(すごくかっこいい) 「とっても素敵だと思います」

「本当にそう思ってる?」

俺(すごくかっこいい) 「生まれる前から思ってました」

「今度から気をつけてしゃべった方がいいと思うよ?」

俺(すごくかっこいい) 「うん。」

「でさ、なんだっけ」

俺(すごくかっこいい) 「うん。」

「石橋?」

俺(すごくかっこいい) 「う、うん。源頼朝っているでしょ?」

1192いいくに作ろう鎌倉幕府ぅ!」

俺(すごくかっこいい) 「そうそう。
              その頼朝が、伊豆に流されて、成人して、
              平家打倒の兵を挙げて、最初に平家と戦ったのが石橋山なんだよ。」


「思い出の丘ってことね」

俺(すごくかっこいい) 「そんな感じかな。まあ、頼朝はそこで負けちゃうんだけどね。」

「あとは?」

俺(すごくかっこいい) 「名前が似てるんだけど、すぐそばの石垣山にも行くよ。」

「そこは誰と関係あるの?」

俺(すごくかっこいい) 「秀吉だよ。」

「唯一神!?」

俺(すごくかっこいい) 「それは又吉でしょ。」

「そうそう、その人も知ってるわよ。世界経済・・・」

俺(すごくかっこいい) 「その人じゃなくて秀吉だよ。豊臣」

「つかんぽ?」

俺(すごくかっこいい) 「水月、年いくつだよw」

「知ってるわよ。豊臣秀吉でしょ。」

俺(すごくかっこいい) 「秀吉はね、日本の半分ぐらいを支配したあと、東日本を攻めたんだけど。」

「大阪夏の陣!」

俺(すごくかっこいい) 「まあそんな感じかな。
              で、その頃の関東は、北条氏が支配してたんだよ。
              知ってるだろ?水月もずっと神奈川だもんね」


「知ってるわよ。小田原でしょ!」

俺(すごくかっこいい) 「そうそう、で、その小田原城を攻めたときに、
               秀吉は石垣山に城を作ったんだけど、」


「うんうん!」

俺(すごくかっこいい) 「何もない山の上に、たったの一晩で城を建てて、
              北条氏はすげえびびって、これはかなわないと思って降伏したんだよ」


「お城って一晩でできちゃうものなの?!」

俺(すごくかっこいい) 「いや、できないだろ常考」

「『早くしろ!』って言ったのかな?」

俺(すごくかっこいい) 「え、は・・・いや、え?」

しろうとには真似できないわね」

俺(すごくかっこいい) 「大工は相当キャッスルしたんだろうね」



俺(すごくかっこいい) 「キャッスル」



俺(すごくかっこいい) 「キャ、ハッスル」

「大工さんひとりで建てたのかな!?」

俺(すごくかっこいい) 「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




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